RSS | ATOM | SEARCH
新馬戦勝ち馬分析(3)

 新馬戦開始の3週目。サンデーサイレンス系は新種牡馬ブラックタイドとゴールドヘイローの2頭と、全体的に見ても地味なイメージの馬が多く勝ち上がった。


 ディープインパクトの全兄で、私も注目の新種牡馬ブラックタイドがエフティチャーミーで産駒初勝利。半姉にカシマフラワー(エーデルワイス賞-交流GIII、父ヘクタープロテクター)、ヒサクィーン(1戦1勝、父アグネスタキオン)がいる。母がフェアジャッジメント×ノーザンアンサーと、あまり良質な血を持っているわけではないので、大物感は感じない。ただ、母の産駒はサンデーサイレンス系だと2頭とはいえ新馬戦勝率100%。ヒサクィーンもなかなかの快速馬だったので、母は非凡なポテンシャルを秘めている。


 クロフネ産駒が好調で、現在、全体のリーディングでも自己最高の3位。今年はカレンチャンとホエールキャプチャがGI勝ち。昨年以降、この2頭しか重賞を勝っておらず、牡馬の重賞勝ち馬はフサイチリシャール以来出ていない状況でこのポジションにいるというのは、以下にコンスタントに勝ち馬を出しているかの証拠だ。


 さて、今週勝ち上がった2頭ウエスタンソーレ(母の父エルコンドルパサー)とジーブラック(母の父アグネスタキオン)どちらもサンデーサイレンスとMr.Prospectorを併せ持つ無難な形になっている。どちらもコンスタントに走る牝系で、配合も悪くないので、今後も活躍できそうだ。


 エーシントップは2歳馬初の外国産馬の勝ち馬。半兄にGeneral Quarters(ブルーグラスS-米G1)がいる。父はA.P.Indy系のSky MesaからTale of the Catに変わったが、父系にStorm Catを持ち、Mr.Prospectorクロスを持つのは共通。母の父Unbridled's Songは近年のトレンドであるUnbridled系で、累代配合はDanzig×Round Table×Bold Rulerと名種牡馬揃い。牝系はManilaやターゴワイスなど活躍馬多数だ。父Tale of the CatはGio Ponti(アーリントンミリオン-米G1)など芝ダート問わない活躍馬も出しており、同じ父系のエーシンフォワードなどより、配合的には高い評価を与えたい。Tale of the Catの日本における代表産駒になる可能性は極めて高い。


 カシノピカチュウは名前のイメージとは異なり、Storm Cat系のスタチューオブリバティに母系もBelong to Me×Silver Hawk×Arts and Lettersと、良質のスピードとスタミナ血脈がバランス良く入っている。牝系は、かなり遡るとはいえ米3冠馬Assaultや名馬Man o'Warが出た名門。大物が出てもおかしくない母馬だ。Mr.Prospectorもサンデーサイレンスも持たないので、いずれはそういった父系の種牡馬を付けてもらいたい。1歳はメイショウバトラー、0歳はタイキシャトルのようだが、私だったらネオユニヴァースのようなスタミナ血脈を持つサンデーサイレンス種牡馬を付けたいところだ。

author:南原文洋, category:中央, 11:20
comments(0), trackbacks(0), - -
Comment









Trackback
url: http://nambara.miesque.com/trackback/39