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新馬戦勝ち馬分析(2)

  2週目の新馬戦からは函館開催が加わり、2日間で6レースが行われた。


 ストークアンドレイはジャングルポケット(父トニービン)の従弟。だが、クロフネ×Silver Hawkという、ほとんど共通点が無い配合馬だ。クロフネ産駒でRobertoクロスがあるが、クロフネの重賞勝ち馬にこのパターンはいない。


 カオスモスはちょうどこの日に死亡してしまったマイネルラヴ産駒。この馬、伯父にトーセンキャプテン(アーリントンC-GIII)、祖母サンデーピクニック(クレオパトル賞-仏G3)、3代母アトール(伊オークス-伊G1)という良血で、母メアリーズガーデンの配合はファルブラヴ×サンデーサイレンス×Caerleon×Shirley Heightsと、クラシックタイプの血脈が並んでいる。大物を出せる繁殖牝馬だろう。1歳馬はクロフネ牝馬。桜花賞戦線で走ってきそうだ。


 ダイワメジャーはオークス馬シルクプリマドンナの仔フラムドグロワールが新馬勝ち。母にはスピード血脈が少ないので、ディープインパクトなどよりこの父のほうが合うのかもしれない。ブライアンズタイム産駒の牝馬JRA重賞勝ち馬はいまだに1頭も重賞勝ち馬を出していないというデータもあるが、この馬がそのジンクスを破るかもしれない。


 ディアマイベイビーが3着に敗れた新馬戦はミヤジタイガが勝利。ディアマイベイビーと同じく、SS系×Gone West系という配合馬だった。


 母の父El Corredorはシガーマイル-米G1の勝ち馬で、米国で3頭ほどGIホースを出しているが、中堅どころといったポジションの種牡馬。日本では10頭中8頭が勝ち上がっているが、大物は出ていない。その奥のRelaunch×Copelanなども悪くはないがパンチに欠ける印象で、大物感は感じられない。


 初の1800m戦を勝ったのはダイワメジャー産駒の牝馬トーセンレディ。ブリーズアップセールで4200万円という最高価格で取引された馬だ。母の父A.P.Indyということで米血寄りかと思いきや、祖母の父にRainbow Questのスタミナが入り、祖母FijiはゲイムリーHなど米G1・2勝の活躍馬。意外と奥が深く、成長力もありそうな配合だ。来年のオークスに駒を進めるような馬だろう。


 今週の新馬戦の個人的ポイントは、以下2点。


1.カオスモスの母メアリーズガーデン産駒に今後も注目。
2.トーセンレディは仕上がり早だけじゃない

author:南原文洋, category:中央, 22:40
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