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東京ダービー出走馬・血統診断

 日本ダービー、英ダービーに続き、東京ダービーも出走全馬血統診断をしてみます。例によって気性や脚質は度外視、競走能力も考慮に入れずに評価しています。

 驚きなのがディーオの牝系、母の配合の素晴らしさ。全兄たちも出世していないが、ちょっと期待したい配合馬です。


◆ゴールドキャヴィア
父:ゴールドアリュール
母:エーピーソワレ
母の父:コマンダーインチーフ


配合:8
牝系:8
距離適性:8
総合得点:24


 スマートファルコンやエスポワールシチーの父ゴールドアリュールに、伯父叔母マルブツトップ(佐賀記念)、ホワイトメロディー(関東オークス)とダートグレード競走の活躍馬が揃う。母の父コマンダーインチーフもレギュラーメンバーを出してダートに実績のある種牡馬。母系の奥もSeeking the Gold×Danzigと良質の血が並んでいる。3代母の姉ドルスクはBCターフを勝った名牝と、かなり質の高い配合と牝系だ。


◆ディーオ
父:プリサイスエンド
母:ドリームシーン
母の父:Sadler's Wells


配合:7
牝系:9
距離適性:6
総合得点:22


 父プリサイスエンドはサウスヴィグラスと同じくエンドスウィープ産駒で、スプリンタータイプの種牡馬。しかし、母はSadler's Wells×Shirley Heights×Conquistador Cieloというスタミナ満点の配合。母系の血で距離はこなせるかもしれない。牝系はラムタラやヘクタープロテクターと同じで、母の従弟に昨年の英ダービー馬Pour Moiがいる世界的名門。芝のクラシックホースを出してもおかしくない繁殖牝馬だが、配合相手はMr.Prospector系ばかり。サンデーサイレンス系を付けて欲しいものだ。


◆スカイインテンス
父:アメリカンボス
母:ジョセフィーヌ
母の父:エルハーブ


配合:6
牝系:8
距離適性:7
総合得点:21


 伯母にホクトベガ。牝系には東海地区で活躍したカモンネイチャ(現在は高知に所属)もいる。父アメリカンボスはロイヤルボス(ハイセイコー記念)、ギャンブルオンミー(黒潮盃)など大井での実績もなかなか。


◆カントリーウォーク
父:ティンバーカントリー
母:ヒーリングヴォイス
母の父:サンデーサイレンス


配合:6
牝系:6
距離適性:8
総合得点:20


 伯父にダイワレイダース(七夕賞)。ディヴァインライトやダイナコスモスが出た社台牝系だ。父ティンバーカントリーはアドマイヤドンやムガムチュウなどダート重賞では信頼性の高い種牡馬。同じ母の父サンデーサイレンスのボランタスは昨年の浦和記念を制した。スタミナを要求される中距離で本領発揮のタイプだ。


◆コスモワイルド
父:ワイルドラッシュ
母:スイートテンダイヤ
母の父:バンブーアトラス


配合:7
牝系:6
距離適性:7
総合得点:20


 地味ながらコンスタントに勝ち馬を送り出すオオミーアキノの牝系。父は昨年の勝ち馬クラーベセクレタやトランセンドなど、旬のダート種牡馬の1頭ワイルドラッシュ。母の父にダービー馬バンブーアトラスが入り、距離延長はプラスだろう。


◆エミーズパラダイス
父:フサイチコンコルド
母:エミーズスマイル
母の父:アグネスタキオン


配合:7
牝系:6
距離適性:6
総合得点:19


 同じフサイチコンコルド産駒で京浜盃を勝った叔父ディラクエにアグネスタキオンが入った配合。ややスピードが強化された印象だが、代々のホワイトマズル×トニービンという配合は底力十分。


◆プーラヴィーダ
父:フィガロ
母:カレンダーガール
母の父:アフリート


配合:6
牝系:6
距離適性:7
総合得点:19


 フィガロ×アフリートは京浜盃勝ちのパンタレイと同配合。イエローゴッドが入るのは東京ダービー馬アンパサンドやハーミアと同じで、フィガロ産駒の成功パターンの固まりのような馬。祖母の父にスタミナのTheatricalが入り、その中でも配合レベルは高い。


◆キタサンツバサ
父:アジュディケーティング
母:キタサンミラージュ
母の父:ジェイドロバリー


配合:6
牝系:7
距離適性:5
総合得点:19


 伯父伯母にキタサンチャンネル、キタサンヒボタンなどのJRA活躍馬。南関東リーディングサイアーのアジュディケーティング産駒で、母はNijinskyクロスの持ち主。距離は対応可能だろう。

 

◆アートサハラ
父:マンハッタンカフェ
母:アートロマン
母の父:ラシアンルーブル


配合:6
牝系:6
距離適性:7
総合得点:19


 アートルマン、エムザックローマンなど兄姉に地方重賞活躍馬がいて、牝系はダービー馬サクラショウリなどと同じ。マンハッタンカフェは芝向きが圧倒的に多いが、昨年のジャパンダートダービーを勝ったグレープブランデーなど、徐々にダート適性も見せはじめている。距離延長はプラスだろう。


◆プレティオラス
父:フィガロ
母:ユーロペ
母の父:ダンスインザダーク


配合:6
牝系:6
距離適性:7
総合得点:19


 いとこにパンタレイ。母系にスパニッシュイクスプレスとソーダストリーム(=アローエクスプレス)が入るのは、フィガロ産駒の成功パターンだ。アブクマポーロの父クリスタルグリッターズが祖母の父で、母の父にダンスインザダークのスタミナが入るのも良い形だ。


◆ジャルディーノ
父:ワイルドラッシュ
母:リヴァリーガーデン
母の父:サンデーサイレンス


配合:6
牝系:6
距離適性:6
総合得点:18


 ワイルドラッシュ×サンデーサイレンスの配合にこれといった活躍馬はいないが、Halo系との配合といえばクラーベセクレタ(母の父タイキシャトル)と同じ形。奥にはBold Rulerの血も入り悪くない配合。


◆ブルーソング
父:ストラヴィンスキー
母:ハートフルソング
母の父:マルゼンスキー


配合:5
牝系:6
距離適性:6
総合得点:17


 ミスターシクレノン(鳴尾記念など重賞2勝)、ミスタートウジン(98戦11勝)が出た古き良き牝系。母のマルゼンスキー×キタノカチドキというレトロな配合に、Nureyev、Blushing Groom、Mr.Prospectorら追い米血脈を入れた方向性は良い。ストラヴィンスキーはスプリント寄りだが、母系は中距離向きなのでこなせる範囲。


◆ダイヤモンドダンス
父:リンカーン
母:ツルマルダンサー
母の父:エルハーブ


配合:5
牝系:5
距離適性:7
総合得点:17


 母はエーデルワイス賞2着。リンカーン産駒だけに距離延長は良いだろう。サンデーサイレンス系×Chief's Crown系といえばディープスカイを思い出す。母系の奥はビゼンニシキ×スティールハートと、やや軽め。


◆ベルモントレーサー
父:スパイキュール
母:ベルモントフェリス
母の父:アジュディケーティング


配合:6
牝系:7
距離適性:5
総合得点:17


 伯母にベルモントビーチ(マリーンC)、従兄にキングズゾーン(サマーチャンピオン)とダート活躍馬が並ぶ。スパイキュールはスマートインパルスやホクセツサンデーなど地方重賞勝ち馬を出しているが、Mr.Prospector4×3のクロスはスピードを強化しそうで、距離延長はプラスではないだろう。


◆キョウエイロブスト
父:サウスヴィグラス
母:ダンシングヒミコ
母の父:タイキシャトル


配合:6
牝系:6
距離適性:4
総合得点:16


 従兄にタマモサポート(ラジオNIKKEI賞、京都金杯)。サウスヴィグラスは南関東ではお馴染みの種牡馬だが、2000m級の重賞勝ちはない。母系もタイキシャトル×Green Desertとスピード系なので、この距離は厳しいだろう。


◆メビュースラブ
父:ロージズインメイ
母:スーパーリターン
母の父:ウイニングチケット


配合:4
牝系:4
距離適性:6
総合得点:14


 母は花吹雪賞(佐賀)勝ち馬。ロージズインメイ×ウイニングチケット×キャロルハウスという、あまり見ないような配合パターンだ。距離は合いそうだが、配合、牝系ともにアピールポイントは少ない。

 

author:南原文洋, category:地方, 10:30
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